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PythonをXサーバーで定期実行させる方法

PythonをXサーバーで定期実行させる方法

Pythonで自動操作を定期実行させる方法の説明です。
毎日株価の定期チェックなどに応用できます。

ローカルで実行させる場合

ローカルPCで定期実行させる場合は、

と記載します。ただPCの電源を落とすと、当然コードは走りません。

Xサーバーで定期実行させる場合

ローカルPCの電源などに依存させず、サーバー上で定期実行させる方法が以下。
まず、Xサーバーの設定とプログラムのアップロード方法はこちらに。

Cron設定

こちらが出来ている前提で、Xサーバーのサーバパネルから
下記の「Cron設定」へ進みます。

次に「Cron設定追加」タブを選択。

実行したい時間を設定

こちらに実行したい時間を記入します。下記は
・35分になったら
・8時と22時になったら
・それ以外は不問(*を使うとビンゴゲームのワイルドカードの様な記入の仕方になります)

上記の記載の場合、
・8:35 と
・22:35 に毎日実行されます。

実行コマンドの入力

次に下記の実行コマンドを入力します。

ここでは
・使用するPythonのインストール場所の指定
・動かしたい.pyファイルの指定
の二つを記載します。

使用するPythonのインストール場所の指定

こちらでも記載したプログラムを前提にします。
ここでは使用するPythonのインストール場所を指定します。
指定しない場合、XサーバーのデフォルトでインストールされているPythonが使われます
が、ライブラリが入れられないのでエラーが返ってきます。
ですので、自身でインストールしたPythonを指定します。

なので、

と、こちらでも記載した内容と同じようにTera term等のコマンドプロントで
動かしたいpyファイルの場所まで進みます。

次にコマンドプロントから

と入力します。すると以前設定したPythonのインストール場所が返ってきますので、
そのアドレスをコピーします。
私の場合は、pipenvを使ったので、

と帰ってきました。末尾のactivateをpython3と書き換え、

 

と、どこかメモ帳などに記載/保存しておきます。

動かしたい.pyファイルの指定

次に、実行させるプログラム「**.py」のサーバー上のアドレスを準備します。

となります。
先にあげた二つを並べます。

/home/あなたのID/.local/share/virtualenvs/python-***_****/bin/python3  /home/あなたのID/あなたが決めたフォルダ名/動かしたいpython.py

この二つのアドレスの間に「半角スペース」を入れて、Xサーバーのサーバーパネルページの「コマンド」にペーストしてください。

おわり

最後にコメントでなんのプログラムなのか?などわかるように記入し、保存すれば
定期実行されるようになります。

これでモニターしている株価の自動定期チェックやTwitterのBOTなどを定期実行させる事が可能になります。

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